LAWYERS弁護士紹介

弁護士菊池優太Kikuchi Yuta

弁護士の仕事は、その一つ一つがご依頼者にとって重大な意味を持ちます。そのことへの畏怖を忘れることなく、ご依頼者の心情を理解し、誠実に、丁寧に、適当な相場観に甘えることなく、職務にあたりたいと思っています。

ご依頼者が晴れやかな表情でお帰りになっていただけたときや、ありがとうと言っていただけたときには、格別の喜びを感じられます。また、弁護士の仕事をしていて、とてもありがたいことは、様々な人に出会えることです。ご依頼者から学ぶこともたくさんあります。東京で仕事をしていた頃から今でも付き合いのあるご依頼者の方もおりますが、このようなご縁があることも大きな報酬だと思っています。

東京では、企業法務を中心にしながらも離婚、相続や刑事事件まで幅広い案件を扱ってきました。岩手県庁では、行政内部で800件前後の法律相談・案件対応に関わってきました。「順境でこそ楽観せず、逆境でこそ悲観しない」をモットーにしています。これからもより経験と研鑽を積み、皆様のお役に立てればと思っています。

経歴

出身
岩手県花巻市生まれ
学歴
岩手県立花巻北高校、東北大学法学部卒業、北海道大学大学院法学研究科法律実務専攻修了
職歴
2009年 本間合同法律事務所入所(第二東京弁護士会)
2013年 岩手県総務部法務学事課特命課長(法務指導)
2017年 盛岡さくら法律事務所開設(岩手弁護士会)

書籍、雑誌、メディア

  • 岩手日報・ひと欄(2013年)
  • 「被災自治体における法曹として」自由と正義64巻7号(2013年)
  • 「座談会:被災地自治体で活躍する法曹たち」弁政連ニュース第33号(2013年)
  • 「私人の行為と国家賠償―民間との協働におけるリスク分担の諸相と対応」判例地方自治396号(2015年)
  • 「飛び出せ、弁護士!!(番外編)」・NIBEN Frontier2015年4月号
  • 「対話と憲法理論」敬文堂(2015年(共著))
  • 「災害復興の法と法曹-未来への政策的課題」成文堂(2016年、共著)
  • 「公務員弁護士のすべて」レクシスネクシス・ジャパン(2016年、共著)
  • 「防災集団移転促進事業、土地区画整理事業と造成宅地の瑕疵」判例地方自治408号(2016年)
  • 「わたしの仕事、法つながり」法学セミナー738号(2016年)
  • 「組織に飛び込んだ弁護士だからこそできる働き方・ロースクール卒若手弁護士座談会」法学セミナー743号(2016年)
  • 岩手日報・盛岡さくら法律事務所開設関係記事(2016年)
  • など

講師・講演など

  • 2013年 地方自治体における弁護士の役割に関するシンポジウムin宮城(パネリスト)
  • 2013年 第18回弁護士業務改革シンポジウム第1分科会・地方自治体の課題と弁護士の役割~実践例と今後の展望~(パネリスト)
  • 2013年 國學院大学法学部・2013年度法学会講演会(講演)
  • 2014年 花巻市こども読書くらぶ講演会(地元出身の先輩のお話)(講演)
  • 2014年 日弁連法務研究財団シンポジウム「復興を妨げている法律の壁」(基調報告・パネリスト)
  • 2014年 岩手大学において、原発事故損害賠償についての講義、用地取得にかかる復興特区法改正案についての講義(講師)など
  • 2017年 平成29年度訴訟事務研修(岩手県)「法的紛争の回避のために」(講師)
  • 2017年 岩手県すまい・あんしん推進協議会「民法(債権法)・消費者契約法改正と実務対応のポイント ‐請負契約を中心に‐」(講師)
  • 2020年 岩手県立大学(法律学基礎)において「法律家の役割 ~被災自治体勤務の経験を踏まえて~」(講師)
  • 2022年 県立病院の医師・管理職を対象としたハラスメント防止研修「病院におけるハラスメント防止のために ~パワーハラスメントを中心に~」(講師)
  • その他、行政職員を対象とした債権管理一般(「自治体の債権管理」)、予防法務一般(「法的紛争の回避のために」)、訴訟実務一般などの研修講師を行っています。

菊池優太About Me

私は、岩手県花巻市の出身です。幼少のころは、周りは田畑のみならず山、川、池、林などに囲まれ、隣の家までは数百メートルといった自然豊かな環境で過ごしました。一方で、学校などでは、理不尽だと感じることや、理屈で納得できないことがあると、先生の言うことも聞かない子どもだったような気がします。

弁護士を志すようになり、大学院で受験生活を送っていた2年間は、2年とも自習室で新年を迎えるような生活でした。元旦も当然のように朝から自習室の机に向かっていましたが、そんな者が他にも数名はいました。当時はそんなことを感じる余裕はありませんでしたが、今から思えばとても充実していた時間だったようにも思います。

弁護士になった後は、東京で弁護士としての活動を開始しました。東京で勤務していた事務所は、今改めて考えても相当な力を持った先生方ばかりで、自分の勉強や経験として申し分のない環境でしたが、東日本大震災後、何か岩手県の役に立ちたいと思っていたところ、縁あって岩手県庁に弁護士職員として入庁することとなりました。岩手県庁では、震災に起因する課題対応の業務はもちろんですが、大きな組織の内部や行政・自治体特有の法律問題などにも触れることができ、通常の弁護士としては得難い経験もできました。

岩手県に赴任してきた当初は、また東京に戻って弁護士をするものと漠然と考えておりましたが、こちらでの生活を通して、人や自然、環境に惹かれ、岩手県で弁護士として活動することとしました。

こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

弁護士渡部容子Watanabe Yoko女性専門の弁護士です

私はこれまで事務所での法律相談のみならず、様々な場所での法律相談や、電話相談を担当し、解決にあたってきました。社会環境の悪化などによって、本当に多くの方が悩み、苦しんでいらっしゃいます。あなたさまも問題を抱え、苦しまれ、あるいは解決の糸口が見えずに模索されていることと思います。弁護士に依頼するということは、専門家の法的知識を得て、解決してもらうという意味だけではなく、自分の手から離れるというメリットを持っています。弁護士は他の士業と異なり、あなたの代理人となり、一切の交渉や調停、裁判を代わりに行うことができます。それだけでずいぶん楽になったとおっしゃる方が多くいます。

弁護士は敷居が高く、相談しづらいと思われているかもしれません。弁護士にもいろいろな人がいます。私は幸か不幸か、親しみやすい丸顔に生まれ、気さくな性格です。法律の専門家としての知識、経験を基本に据えながら、依頼者と同じ目線で考え、当たり前の願いや幸せが叶うお手伝いをしたいと思っています。依頼された仕事は素早く進め、報告や説明は丁寧に行います。

岩手県民は我慢強いと言われ、ご自分の考えを表に出すことが憚られる方もいらっしゃると思いますが、無理に我慢される必要はありません。

特に、女性は様々な理由により、家族や周囲を優先して自分を押し殺したり、正当な権利の主張をせず、それが問題をより深刻化させ、女性たちを苦しめています。岩手県は保守的な土地柄なうえ、女性弁護士が極めて少ないことも、女性たちが適切なリーガルサポートを受けられていない一つの要因になっていると感じています。そこで私は、女性からのご相談・ご依頼のみをお受けする女性専門の弁護士として活動することにいたしました(顧問先やご紹介など特別な場合を除きます)。 女性に特有の問題や、男性弁護士には相談しにくい問題でも、秘密は守られますから、どうぞ軽く一歩踏み出す気持ちで、相談にいらしてください。

人間が長年の間様々な事がらに悩みながら、それでも幸せに生きるために紡いできた一つの成果が憲法や法律です。ですから、つらいと感じたらどうぞ法律事務所を頼ってください。

そんなとき、光を照らすために存在するのが、法や法律家なのですから。
ご一緒に解決の道を探っていきましょう。

経歴

出身
神奈川県横浜市生まれ
学歴
神奈川県立柏陽高校、中央大学法学部法律学科卒業、中央大学法務研究科法曹専攻修了
職歴
2009年弁護士登録
仙台弁護士会・神奈川県弁護士会を経て、2017年盛岡さくら法律事務所開設
元宮城学院女子大学講師
元宮城県男女共同参画相談室相談員
元仙台市中央卸売市場取引委員会委員
日本弁護士連合会司法修習費用問題対策本部委員
岩手海区漁業調整委員会委員
岩手地方労働審議会委員
岩手県政府調達苦情検討委員会委員
認定NPO法人インクルいわて理事
岩手県社会福祉審議会委員
日本弁護士連合会男女共同参画推進本部委員

書籍、雑誌、メディア

  • 消費者法ニュース 84号358頁
  • 法と民主主義 452号58頁など
  • 週刊法律新聞 1875号3頁など
  • 2010年5月日本テレビ「スッキリ!」(国際結婚紹介詐欺事件について説明)
  • フジテレビドラマ「リーガル・ハイ」公式ウェブサイト「リアル黛真知子を探せ!?現役女性弁護士が想うこと」
  • 「法科大学院はどうなる 若手弁護士の声」花伝社(2016年、共著)
  • 「ベンゴマン」現代人文社(2016年、共著)
  • など

講師・講演など

  • 2010年~ 坂総合病院新人研修講義「憲法」
  • 2011年 東北学院大学教職員組合講師「労働法の基礎知識」
  • 2012年6月 中央大学法務研究科ランチ&トーク講師「中大出身弁護士の活動報告」
  • 2012年9月 伊藤塾・明日の法律家講座講師「震災・原発事故から考える法律家の役割」
  • 2013年7月 みやぎ生協新寺店で憲法講座講師
  • 2013年8月 被災地におけるDV被害者等支援サポート講座講師「離婚・高齢者問題」など
  • 2017年6月 岩手県「いわて男女共同参画フェスティバル2017」 分科会「INDEPENDENT TOHOKU WOMAN 〜自立を考える〜」パネリスト
  • 2017年10月 岩手県「配偶者等からの暴力被害者支援関係職員研修会」講師
  • 2017年11月 宮古市「自分らしく輝くために〜夫婦の関係を見つめ直す〜講座」講師
  • 2017年12月 岩手県「ひとり親家庭支援者養成講座」研修講師
  • 2018年8月 岩手県「岩手県における配偶者暴力被害の現状~法律相談の現場から~」講師
  • 2018年12月 宮古市「家族を考える~今家族に起こっていること~」講師
  • 2022年11月 宮古市「心とからだを守るために ~夫婦の関係を見つめなおす~」講師
  • 2023年3月 紫波町「議会議員のハラスメント発生防止に向けて」(紫波町議会議員向け)講師
  • 2023年11月 岩手県「男女共同参画サポーター養成講座」講師
  • 2023年11月 宮古市「家庭に潜む暴力、逃れにくい関係性~人生の選択で一番大切なこと~」講師

渡部容子About Me

私は横浜で4人兄弟の2番目として生まれ育ちました。男兄弟にかこまれ、団地で元気に遊ぶ子どもでした。子どもの頃のあだ名は「せんべい」でした。

素朴な正義感から、中学生の頃に「弁護士になる!」と決意し、神奈川県立高校を経て、法学部に進学しました。法律の勉強のみならず、社会学や経済学、ジェンダー論など、他学部の授業も受けて、社会科学の基礎と応用を学んできました。卒業とともに法科大学院に進学し、修了した年に司法試験に合格し、東京で司法修習を行いました。

東京の法律事務所での就職が決まっていたものの、仙台の弁護士からお声がかかり、仙台弁護士会に登録しました。個人のお客様を中心に、主に離婚や相続などの家事事件、解雇や残業代などの労働事件を扱ってきました。同時に、法律家の卵を応援する全国的な活動にも取り組んできました。

このたび、ご縁があって、母の出身地であり、祖母が暮らす盛岡で生きることを決意し、移り住んできました。

趣味は食べ物・健康に関することです。旬のお野菜や海産物をはじめ、雑穀や麹、餅などの岩手の素晴らしい食材・食文化が大好きで、そうした企業・事業主さんを応援しています。料理も好きで、某レシピ検索サイトでは1,600万アクセスを超え、何度か雑誌にもレシピを掲載していただきました。今後も、食事や健康に関する勉強を深めるとともに、岩手の女性経営者を応援していきたいと思っています。法的なアドバイスのほか、経営コンサルなど、ぜひお声がけください。

性格は、明るくポジティブで行動的です。お話をするのも聞くのも好きです。初対面の方からはいつも気さくだと言われます。

弁護士をしていてもっとも嬉しいことは、暗い様子で訪れたご相談者から「相談して肩の荷が下りました」と笑顔で言われるときや、解決時に「今夜からは安心してぐっすり眠れます。」とご依頼者からお礼を言われるときです。弁護士になってよかったと心から感じ、頑張る気力が湧いてきます。

こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

photo Naomi Takahashi
  •  Instagram

弁護士花生耕子Kouko Hanaoi

令和5年(2023年)10月1日に盛岡さくら法律事務所へ入所いたしました。
それまでは、仙台市や十和田市にて弁護士として仕事をしておりましたが、様々な巡り合わせから、盛岡で働くことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、弁護士や法律事務所というと、そこへ踏み込むためには気持ち的なハードルが高いように感じられる方も多いと思います。人は、悩みの中にあるとき、心も身体も疲弊してしまって、そうでないときの自分ならば選択しないような道を選んでしまうこともあります。それどころか、何かを選択することすら難しいくらい、深く悩むこともあると思います。

弁護士も裁判所も、法律も、完璧でもなければ万能でもありません。
でも、今の状況から抜け出したい、今の状況を変えたいと強く願う人が、一歩前に進むためのアシストをすることが出来る場合があります。

まずは一度、ご相談下さい。もし私に出来ることがあれば、前に進むためのお手伝いをいたします。

経歴

出身
青森県八戸市生まれ
学歴
青森県立八戸高等学校、お茶の水女子大学文教育学部卒業、東北学院大学法科大学院修了
職歴
2010年弁護士登録
仙台弁護士会、青森県弁護士会を経て、2023年に岩手弁護士会へ登録、盛岡さくら法律事務所入所
元・青森地方裁判所十和田支部・青森家庭裁判所十和田支部調停委員
元・十和田市行政不服審査会会長
元・青森県スクールロイヤー(上北地区担当)
元・六戸町いじめ問題対策審議会委員
元・十和田市いじめ問題対策審議会委員(〜R6.3末)

書籍等

  • 青森法学会・青森法政論叢第18号
    『書評・渡辺義弘著「高葛藤紛争における子の監護権‐弁護士実務の視角から法的課題を問う‐」について』
  • 青森県弁護士会会報第27号
    特集記事『高葛藤事案における子の意思の把握・「子の福祉」について』(リード文執筆)

講師・講演など

  • 十和田や周辺市町村において憲法に関する講演会実施
  • 多数の小中学校において「いじめ防止教室」を実施
  • スクールロイヤーとして教職員向けの研修(外部対応など)講師を担当

花生耕子About Me

私は八戸市で生まれ育ちました。八戸市の南部弁と盛岡市の南部弁は、似ているようで少し違っていて、面白いなあと思っています。

子どもの頃は団地に住んでいましたし、八戸市には私立の小中学校は無かったため(当時は)、必然的に、様々な背景を持つ人たちの中で成長しました。そのためなのかどうなのか、大人だからといって必ずしも正しいとは限らないと子どもの頃から思っており(なんという生意気な子どもでしょう!)、小学校の親子レクにて、ドッジボールで明らかなズルをした他の子の父親に面と向かって指摘をしたことがありました。でも、その人も周りも、果ては先生たちも、「まあまあ、楽しい遊びの時間なんだから、ちょっとくらいルール違反をしても良いじゃないの。」という反応で、心の底からがっかりし、ますます大人に失望したことを今でも覚えています。大人への反抗心は勿論ですが、「理不尽に対して泣き寝入りなんてしたくない。理不尽がまかり通るなんて許せない。」という思いが強かったように思います。 そういう生意気な子どもだった私は、成長に伴い、社会の暗いところや、自分の駄目なところばかりが目につくようになっていき、夢も希望も無い、こんな世の中でこんな自分は一体何になったら良いのだろうと思い悩むようになりました。

文字通り五里霧中な状況の中で大学へ進学して就職活動も氷河期真っ只中。私の心の中は真っ暗闇も良いところでした。そんなとき、一筋の光が指したのです。新司法試験制度が始まるという知らせです。それまで、弁護士になるなど1ミリも考えたことが無かったのですが、「自分はどういう人間になりたいのか」と突き詰めて考えた結果、司法試験に挑戦することに決めたのです。

そんなこんなで弁護士になった私ですが、根っこには、子どものころから持っている「理不尽に対して泣き寝入りなんてしたくない。理不尽がまかり通るなんて許せない。」という心がずっとあるのだと思います。そこから数十年が経ち、様々な経験をするなかで多少の塩梅は覚えたとは思うのですが、素朴な正義感はいつまでも大事にしていきたいと思っております。

弁護士松本聡子Satoko Matsumoto

「弁護士に相談をする」ということは、それだけでも一生に一度あるかないかの大事件かもしれません。そんなときにお会いする弁護士として、偏見を持たずに素直な気持ちで、ご相談者の方の悩みや苦しみ、悲しみや無力感、悔しさや怒りに耳を傾けたいと思っています。

これまで、DVが関係する離婚事件、ハラスメントや犯罪被害への対応にかかわってきました。「こんなことが自分に起きるべきじゃなかった」「こんなことが自分に起きるなんて想像もしなかった」という出来事に遭ってしまうことがあります。まずは一息ついて落ち着ける時間が作れるようになる、日常生活を取り戻す、未来を考えてみようという気持ちになれる、新しい人生に踏み出す。そのためには、起きてしまった出来事になんとかして区切りをつける。そういったきっかけをつくるお手伝いができれば、と考えています。

経歴

出身
宮城県生まれ 神奈川県出身
学歴
神奈川県立平塚江南高校、お茶の水女子大学文教育学部地理学科卒業、東北大学大学院法学研究科総合法制専攻(法科大学院)修了
職歴
2011年 弁護士登録
2011年~2019年 岩手弁護士会・ゆい法律事務所